日本橋中央整骨院には、部活やサークルでケガをされて来院される患者さんがたくさんいらっしゃいます。 万が一、ケガをしたとしてもすぐに応急処置が出来る様に、下記の症状と対処方法を覚えておきましょう。 |
運動時によく起こるケガと対処法 |
捻挫 |
関節の骨と骨を繋いでいる靭帯が損傷を受けたものが「捻挫」です。 T度(軽度)、U度(中度)、V度(重度)に分類されます。 受傷してすぐには腫れがなくても、しばらくしてから腫れてくる事があります。 また、小さな骨折などが合併することがあるので「捻挫かな」と思ったらすぐに専門家に受診しましょう。 |
腰痛 |
歩行時に足をついたときに股関節にかかる衝撃は体重の3倍とも言われています。 ですから、サッカーやフットサルなど動きの激しいスポーツで、重心の乱れや下半身のアンバランスがあると腰にかかる負荷はとても大きなものとなります。 当院では痛みを取るだけではなく、身体の歪みやバランスを正常に戻す治療も行っています。 |
筋挫傷(肉離れ) |
寒い季節や筋肉に柔軟性がないときに、急激な運動をして筋繊維が断裂してしまうものです。
痛みを伴うので、歩行困難になることもあります。 筋挫傷は、痛みがなくなっても損傷した組織をきちんと治さないと、また同じ部分で再受傷しやすくなります。 |
シンスプリント |
陸上競技やジャンプする競技などで起こる、下腿部の中央から下部の内側の痛みのことを「シンスプリント」といいます。 急激なトレーニングや足部の過回内、偏平足などが原因で疼痛が強い場合は運動の中止やアイシングを行います。 |
テニス肘 |
正式名称は「外側上顆炎(がいそくじょうかえん)」といい、手首の曲げ伸ばし、荷物を持つ、タオルを絞るといった動作で肘から前腕に痛みが走ります。 腕の力だけでボールを投げることで関節の負担が大きくなってしまうこと、加齢による筋力低下が考えられます。 |
野球肩(腱板炎) |
バスケットボールやバレーボールをやっている小中学生の男子に多い症状です。 腱板炎とは、腱板(肩関節で上腕を保持する筋肉と腱)の断裂と腫れを伴う状態をいいます。 原因は、基本的にはオーバーユース(使い過ぎ)です。 野球選手などに多く、野球肩と一般に言われるものもこの腱板炎です。 その他、テニス、バレーボールなど、腕を頭より高く上げる動作を繰り返し行うスポーツでなりやすい特徴があります。 |
オスグッド病 |
ダッシュやジャンプの多い小中学生の男子に多く大腿四頭筋の過緊張により付着部である脛骨粗面が引っ張られて炎症を起こし、隆起するものです。 圧痛が著明で、運動前のストレッチや運動後のアイシングを指導します。 |
整骨医学とスポーツの怪我 |
身体の歪みが原因となってスポーツ障害の症状が出る場合があったり、逆にスポーツ障害の症状が出ている部分をかばって運動や日常生活を行なうことにより身体を歪ませてしまうことがあります。 痛みのある部分の治療はもちろんのこと、全身のバランスを整えることが必要ですし、痛みを出さないためにも身体のバランスを整えることは大切です。 |
予防と対処 |
スポーツを始める前には準備体操を入念に行うことが予防に繋がります。 また、受傷してしまった場合には「RICE」という応急処置を速やかに実施して、専門家に判断を仰ぎましょう。 |
スポーツの応急処置 「RICE」 ■R (Rest)・・・安静 ■I (Ice)・・・冷却 ■C (Compression)・・・圧迫 ■E (Elevation)・・・挙上 |
日本橋中央整骨院 TEL: 03-5204-1130 〒103-0027 東京都中央区日本橋2-9-4 |